私のイタイ履歴書・其の七
2014/07/11
二十四節気:清明
七十二候 :鴻雁北へかえる(がんきたへかえる)
一日の温度差が大きいですね。引き続き温度調節にはお気を付けください。
アスリートサポーターの齋野敦弘です。
患者さんの抱えている「痛み」と共感できることが多いなー。そんな気持ちから、自己紹介がてら自分自身の怪我・痛みをふり返る記事を書いてます。
以前の記事はコチラから。
私のイタイ履歴書・其の壱
私のイタイ履歴書・其の弐
私のイタイ履歴書・其の参
私のイタイ履歴書・其の四
私のイタイ履歴書・其の伍
私のイタイ履歴書・其の六
仕事をしてからも怪我してました。
では其の七、スタート~
右肩鎖関節脱臼(25,6才頃・一回目)
柔道整復師を目指す専門学校の授業には柔道の時間がありました。格闘技が好きなんでやると熱くなります。パワーのある柔道経験者と乱取りをしているときのことでした。背負い投げをされたときに下手な抵抗をして変な落ち方をしたんですね。右肩から直接畳に落ちました。瞬間グチッ!!っと。
これもなかなか痛かった。そこは勉強中とはいえ専門家の集まり。肩鎖関節の脱臼ということで処置してもらい仕事場に戻ったのでした。肩鎖関節とは肩甲骨と鎖骨が合わさってる関節のことです。
これナカナカ痛いんです。まず横に寝れない。背中に布団積んで座ってしばらく寝てました。包帯で肩を中心にグルグル巻きにされ患部の固定です。
ね!グルグル巻きでしょ?こういう時はみんなの練習台のような状態になります。しばらくはこの様な包帯固定も経験させてもらいました。苦しくて、もうしたくないっす。
仕事もまともに出来ないのでしばらくは全くの役立たずでした。その節はホントに皆様ご迷惑をおかけしました。この経験で怪我をしそうなスポーツからは遠ざかって行ったような気がします。
まじかっ!の右肩鎖関節脱臼(38才頃・二回目)
3才頃の息子を自転車の前の子供用シートに座らせていた時のことです。
息子を先に乗せ、私は自転車の左サイドに立っていました。その時何かの拍子に自転車が右へ倒れていきました。
「ヘルメットかぶせてないやーん!!下、コンクリートやし!!」
とっさに右手で息子の頭を持ち、カバーするのがその時の私の精一杯。右手を右斜め上方の体勢で一緒に倒れていきました。
グチッ!!「あーー!マジかっ?また?」
そんな感じでした。前と同じところを同じことに。幸い息子は無事で何事もなく済み良かったんですけどね。
体験から得たこと
この時の怪我は今の師匠の所で後日治療していただきました。これも非常に勉強になりました。怪我した患部を固定するのにパットを当ててテーピングで止めます。これには微妙なコツが要りますが身をもって体験できました。それ以来この固定は得意です(笑)
そして固定で一般的によく使われる「鎖骨バンド」というのがあります。これには効き目を全く感じませんでした。
別で師匠から教わったサラシの使い方が非常に助けになりました。
乳首の高さから一番下の肋骨のあたりまでサラシを巻く。
息苦しくないようにぴったりフィットさせて巻くのがコツです。肩の怪我なのに胴体を安定するように軽く圧迫してやるのがミソなんです。ホントに楽になるので怪我真っ最中の方はお試しあれ。
怪我で思い出すのはざっとこのくらいです。他に内臓系の痛みもありますがそれはまた折を見て。なのでこのイタイ履歴書はいったん終了です。長々とお付き合いありがとうございました。
怪我をしていつも思うことは
「早くこの苦痛から抜けたい。」「これは治るのか?」などの不安感です。治療を仕事にしてる私がそう思うのなら一般の方はもっと不安なのでは?そんなこと思いながら少しでも早く、その「不」を解消出来るように手伝いをしています。
sainoworks
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