私のイタイ履歴書・番外編②

2014/04/22 2014/07/11

二十四節気：穀雨(こくう)
七十二候　：葭始生(あしはじめてしょうず)
およそ4月20日～4月24日ころのこと。

春の雨が多くなるころです。気圧の変化もめまぐるしい時期。インフルエンザもまだありますので、体調管理にはお気を付けください。

私のイタイ・シリーズ、今回は内臓からの痛みです。尿管結石を三回味わってるのでそのことを。

尿管結石

まず尿管結石ってどんなものか簡単に。腎臓にカルシウムの固まり・結石ができます。その結石が腎臓からおしっこを膀胱へ運ぶ細い尿管に移動すると痛みを出します。結石が尿管で詰まりおしっこの流れが阻害される痛みのようです。

一回目(20歳の１１月)
その日は朝、右の背中～腰の辺りの痛みで目が覚めました。初めて味わうタイプの痛みでした。とにかく激痛！！痛くてジッとしてられない。ピーターアーツにずーっと背中・脇腹をパンチされてるような強い衝撃と鈍痛。息がつまる・・・

ピーターアーツにどつかれたことはありませんが想像で。どうも病気からくる痛みの中でも、胆石・すい炎と並ぶ「３大激痛」とされてるらしいです。

バイトも休んでしまい、日曜だったこともあり痛み止めを飲んでしのぎ、翌日病院に行きました。後はおしっこと一緒に石が降りて身体から出てくれればオッケー。この時の石はいつの間にか出ていました。

二回目(28歳の１１月)
以前の職場の院長と後輩で、仕事後に食事をしているとき痛みが出てきました。食事の間中、あの痛みがドンドン強くなっていきます。その食事会には目的があったため、場を壊さないようにひたすら耐えていました。

食事後、寮に戻っても痛みは強くなっていったので我慢できず先輩に病院へ運んでもらいました。そこで点滴をしてもらったのですがあまり変わらず。痛み止めで耐えるのみ。

で、次の日に鍼灸師の先輩に鍼をうっていただきました。これが効いたー！！見る見るうちに痛みが引き、背中あたりの違和感がドンドン下へ下がり石が降りていくのを感じれました。翌日には石がおしっことともに出て一件落着でした。その節はありがとうございました。

三回目(３６歳の１１月)
これの時が最大の結石。体がめちゃくちゃに冷えた翌日からあの痛みが出現。今回は順調に石が降りていく感覚があったので安心してました。が、膀胱あたりに違和感が来たのに石がおしっこと一緒に出てこない。逆にその石が邪魔しておしっこ自体が出にくくなってました。おしっこの出口を石が塞いでたんですね。

なのでしばらくは石の場所をずらすため身体を斜めにしたり、足を軽く上げたりして用をたしていました(*´∀｀)犬みたいですけど・・

あまりに出てこなかったので病院に行くと石がデカすぎて出ないと。結局、尿道から内視鏡を入れて石を砕き、生理食塩水で洗い出す手術をしていただきました。仕事休めないんで日帰りでね。結局、体の中にいた石はピーナッツ大の大きさだったようです！そら出てこんわなー。

それぞれを軽いタッチで書きましたがとんでもない。実際はドタバタで悲惨でした。三回も出てもうこりごりです。

次回の記事にその原因と体にまつわる体調変化の周期のことについて書いてみたいと思います。

では、またここで。

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いんちょー： SAINOWORKS

5才の頃から何かの「職人さん」になろうと思っていた私は、高校生の時のギックリ腰治療で受けた施術に感動し、治療家になりました。自分がやらかしてきた数々のケガをクリアしていく過程で学んだこと。それは「痛みの出ている場所にだけ注目するのではなく、身体全体のバランスを整えることの大切さや、身体が持つ自然の摂理にのっとった動き方」などです。試行錯誤しながら修業時代も含め17万人以上の方を診てきて、今ではハッキリ言う事ができます。「痛みはチャンス」です。今までやってきたことを見直す最良の機会です。私は「痛みの出る前より動ける体作り」をお手伝いしています。ブログを通じて誰かのお役に立てたら嬉しいです。