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ネイマールの腰椎骨折について

      2014/10/22

僕は人間が体を使って何かを表現しているのを見るのが好きです。例えばスポーツも全般的にそんな感覚で見ているので特定の好きな競技があるわけではありません。しいて言うならダンス系かな。

ただ、好きなアスリートは色んな競技にたくさんいます。そのうちの一人、ブラジル代表サッカー選手、ネイマール選手。彼のしなやかで、力強い、安定感のある動きが好きです。彼が怪我をしたということなのでそのことについて書いてみたいと思います。

7月4日に行われたブラジル・ワールドカップ準々決勝のブラジル対コロンビアで怪我はおこりました。

試合終了間際にハイボールを処理する時に相手DFフアン・スニガ選手からひざ蹴りを背中に受けてネイマール選手は負傷退場しました。
ネイマール骨折[via @barselonka_aska] daihyo” より
ブラジルサッカー協会は5日、ネイマール選手が第三腰椎を骨折し、全治約4週間と診断されたと発表。重症ではないので保存療法でいくとのことでした。

まず、このような怪我に対する報道ですが、必ずしも本当のことを発表するとは限らないみたいです。色々な、からみがあって、考慮され本当とは違うことを発表するケースもあるそうです。今回のネイマール選手の怪我は本物の発表ということで話を進めていきたいと思います。

ネイマール骨折箇所
「重症ではないので保存療法?」
保存療法とは手術をしないで治すということ。海外の医師が保存療法を選択するということは、少なくとも骨折したところが、ずれたり、離れたりとはしてないことが想像できます。

骨折の程度はそこまで深刻なものではなかったのでは?だからすぐに復帰するだろう!果たしてそんなにすんなりといくのだろうか?

この第三腰椎を骨折というのが僕はひっかかります。

第三腰椎の重要性
L3カパンディ

背骨は全部で24個からなります。内訳は頸椎7個。胸椎12個。腰椎5個が基本。今回骨折したのは腰の三番目の骨(赤→)。

上の写真にもあるように背骨にはカーブがついています。これは重力に逆らって二本足で生活するためにできたものです。このカーブがあって、しなる様に動くからこそ、頭や、腕などの重みに耐えれるようになったのです。

その背骨を下のほうで支える腰椎の中でも第三腰椎は腰のカーブの丁度、頂点にあります。

また第三腰椎の上面・下面が水平で、平行な形をしているので第三腰椎は安静にしている時の背骨の基礎になる部分であること

そして第三腰椎は腰骨の中でも唯一しっかり動ける可動範囲をもっています。

そして骨盤から出る筋肉たちから後方に引っ張られ、また、胸部辺りの筋肉の始まる場所としての役割があります。これらを見ても分かる様に第三腰椎は取り分け動きの中心になるところなのです。

骨が折れるとそこの周りは組織が固くなります。関節の動きも悪くなります。ましてや今回のように衝撃を食らっての怪我は尚更固くなりやすい。動きの中心である第三腰椎を骨折してしまうと、全身の動きにかかわってくると思います。

骨折した患部は順調に回復するでしょうが、感覚を戻し、今までと同じフィーリングであのプレイするとすれば結構な時間がかかりそうですね。

当たり前にできていたこと、考えずに出来ていたことを見つめ直し、再び出来るようにすることは並大抵のことではありません。でも彼の才能と努力できっとやり遂げて、更に強くなって帰ってきてくれることを願います。

一日でも早く回復しますように。そしてまたあの華麗な動きを見せていただきたいものです。

ではまたここで。
伝説

 

 

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いんちょーSAINOWORKS
5才の頃から何かの「職人さん」になろうと思っていた私は、高校生の時のギックリ腰治療で受けた施術に感動し、治療家になりました。 自分がやらかしてきた数々のケガをクリアしていく過程で学んだこと。それは「痛みの出ている場所にだけ注目するのではなく、身体全体のバランスを整えることの大切さや、身体が持つ自然の摂理にのっとった動き方」などです。 試行錯誤しながら修業時代も含め17万人以上の方を診てきて、今ではハッキリ言う事ができます。「痛みはチャンス」です。今までやってきたことを見直す最良の機会です。私は「痛みの出る前より動ける体作り」をお手伝いしています。ブログを通じて誰かのお役に立てたら嬉しいです。

 - 怪我を早く治すコツ, 腰・股関節痛, 試合・本番前のケガ, 身体の使い方

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