胸やけ・ゲップ・胃もたれ・逆流性食道炎の方へ
おはようございます。兵庫県尼崎市武庫之荘にある、さいの整骨院・いんちょーこと齋野です。
最近の困り事は、毎朝息子が仕掛けたアラームの「スヌーズ」で繰り返される、電子音によるテロ活動です。今朝もしっかり被害を受けてきました。穏やかに目覚めたいものです。
今日はとある男性患者さんの話。
この方は独立前から施術をさせて頂いている方で、お付き合いとしては20年以上になる有り難い存在です。ある時、試合会場でコンディショニングの仕事をしている時に久しぶりにお会いしたことがありました。
い「おひさしぶりです!お元気にされてましたか?」
患「体調が悪くてねー。逆流性食道炎で何か月も病院にかかってるんや」
い「ありゃー。経過はいかがですか?」
患「薬は飲んでるんやけど、良くなる気配がしないなー」
い「じゃあ、ちょっと診させてもらいましょうか?」
患「そんなんもいけるん?」
い「何とかなると思います」
という流れで選手たちのいない時間に施術させていただきました。
施術後は胃の辺りの重たさや胸やけが半分以下となり、喜んでいただけました。その後は院の方へ通っていただき5回くらいですっかり良くなっていただけました。スムーズに改善してよかったです。
逆流性食道炎とは、胃酸が食道まで逆流して食道に炎症を起こした状態です。本来は食道内に胃内容物が逆流することを防止するような逆流防止機構がありますが、それがうまく働けない状態になって逆流します。症状は胸やけ・ゲップ・胃もたれ・吐き気・のどの痛み、慢性の咳に発展する場合もあります。
逆流性食道炎になる原因は、暴飲暴食・ストレスや、前屈みの姿勢と言われています。僕が今まで診させていただいた逆流性の方は発症原因が何であれ、胃の周辺の肋骨が硬く、歪みがあり、横隔膜が上手く動けない状態になっていました。僕がすることはいつも通り全身のバランスを調整し、肋骨の歪みを整え、横隔膜が正しく動けるようにするだけです。そうすることで横隔膜と隣接している胃が本来の動きを取り戻し症状は落ち着いてくれます。
原因は何であれ、体の状態をみていると「みぞおち」の辺りが硬くなり、背中が丸まっています。ご本人は普段姿勢に気をつけておられる方でも、見た目と実際の状態には矛盾が生じていることは多々あります。またクヨクヨ思い悩むようなことがあると、自然と背中は丸くなって「みぞおち」辺りを圧迫するような姿勢になっているというのもこの症状と関係するように思います。心と体はつながっていますので、このような「体」の偏りを改善することが心の状態を晴れやかにしてくれたりもします。
逆流性食道炎の診断を受け、ヘルニアになってないのに長引いてしまっている方は一度お問い合わせください。逆流性食道炎とはいかないまでも、胃の調子がすぐれない方はご自身の姿勢に気をつけてみてはどうでしょう。気にはなるけど、自分ではよく分からないとおっしゃる方はお気軽にご相談ください。本当の姿勢をお伝えいたします。
ではまたここで。
sainoworks
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