私のイタイ履歴書・番外編①
2014/07/11
二十四節気:清明
七十二候 :虹始めて見る(にじはじめてみる)
4月15日~4月19日ごろ
アスリートサポーターの“いんちょう”こと齋野です。
怪我ではないけど痛かったシリーズの番外編。体を治すのは一つの方法だけじゃないんやなーと実感したことだったので紹介?させていただきます。では番外編スタート~。
天気が悪くなると体調を崩す。古傷が痛みだす。こんな方は気圧の影響を受けています。自分の身体の中にかかっている「内圧」、圧力の調整能力に狂いが生じてるんですね。それにまつわる話です。
中耳炎
師匠に教えていただきながら素潜りで、魚突きに行ってた時期がありました。うちの師匠はコダワリ派なので手銛もご自身のハンドメイド。で、私も教えていただきながらお手製手銛で皆と楽しくワイワイやっとりました。
海に素潜りするわけですが、当然ミミヌキが必要です。でも私、出来る出来ないが日によって極端に違います。特に右耳で。出来るときはスンナリ、出来ないときは全くダメ。おそらく子供のころ中耳炎を度々してたらしいので元々強くない上に、二回右耳の鼓膜を破ってるからだと思います。
海に行った時が、その出来ない日だと大変です。無理して潜るのでだんだん耳が痛くなり、帰るころには陸に上がっててもイタイ。家に着くころにはかなりの痛みに育ってます。病院に行くと「中耳炎ですね。毎日通ってください。鎮痛剤出しときますね。」の繰り返しですから解決した感はありません。
自分で治す試み
ある海に行った夜、またもや我慢できないくらいの痛みになってきました。痛み止めもないし、夜も遅かったので自分何とかするしかありません。
そこでしたのが毎日やっている自分の身体を整える体操です。まず今の自分の身体がどうなっているかを深い呼吸をしながら感じます。その過程で感じたのが右のお腹周りの力の無さ。支えが全く利いていない感覚でした。まずはそこから整えていくようにしました。
呼吸を深くし腹圧が均等に身体にかかるように集中していきます。すると右腰から右背中にかけて筋肉が固くなっているのを感じました。そしてその筋肉の緊張が上にまで続き、右耳の周りを取り囲むように存在するのを感じました。
その頃から右耳の痛みに変化が!!右お腹周りの力強さが戻りつつ、身体の右後ろ側の緊張が抜けていくにつれ痛みが和らいでいくのです。集中して続けていくと、なんと全く痛くない!!痛みがぶり返すこともありません。
あれはホントに不思議な感覚でしたねー。痛い時に自分の体に意識を向けて集中するのは大変でしたがとても貴重な経験でした。
私がこの時にやったのは身体の内圧調整でした。外気圧が存在するのと同時に身体の中にもそれに対する「内圧」という圧力がかかっています。私の場合水圧と内圧を調整するためのミミヌキが上手くいかなかったために耳が痛くなったのでした。
ですから、天気に体調を左右される人はこの内圧調整能力を高める必要があります。これにはやはり深い呼吸が関係します。より深く呼吸出来るようになることで改善につながりますので積極的に取り組んでみてくださいね。
もう一つ書こうと思ってたのに長くなったので番外編ももう一つ続きます。
sainoworks
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