運動中に息苦しさを感じる方へ
「最近、運動中に息が上がりやすいんです。息苦しくなりやすいし・・・」ここんとこ、こんなことを言われる方が増えてきました。
このことについて内科的な病気以外に考えられることを2つ書きますね。①は季節の影響によるもの。②は肋骨のゆがみからのものです。
①季節の影響
人間も生物なので自然のりずむの一部といえます。だから気候の影響を少なからず受けるんですね。また四季、それぞれの季節ごとに特有の影響を受けたりもします。
高温多湿の夏と違って、これから深まってくる秋は乾燥の季節です。
この乾燥による悪影響を最も受けやすいのが「肺」を中心とする呼吸器系です。
東洋医学で言う「肺」を中心とする呼吸器系とは、西洋医学的な「気道で肺とつながっている鼻やのど、気管支」だけではなく、皮膚呼吸をしている皮膚、またそれらの働きそのもの、なども含めた広い意味で用います。
東洋医学においての「肺」は呼吸だけでなく、体液の代謝や体温調節機能、免疫機能などの一部も担っています。ですから「肺」の働きに潤いは欠かせないのです。
しかし夏バテなどで消化機能が低下して充分な栄養がとれなくなったり、ストレスや寝不足などで免疫力が低下したりすると、季節の影響である「乾燥」によって潤いが保てず、さまざまな症状が現れやすくなります。息苦しさもその中の一つです。
これらの対処法。
日中は運動するとまだ汗をかきやすいのですが、風もよく吹いてるので体の表面の皮膚が冷やされ、乾燥します。こまめに汗を拭いたり、着替えたりして冷えない工夫をしましょう。首に薄い布を巻くのもいいです。こうなると胸周りが硬くなり呼吸が浅くなりやすくなります。
他には旬の食べものを積極的に食べる。例えば「梨」とか、「ブドウ」とか。これらはこの時期に乾燥した「肺」の潤いを補ってくれます。是非一度お試しくださいね。生活習慣の改善もお忘れなく。
②肋骨のゆがみ
肋骨にゆがみがでることは昨日書きました。その記事はここで。
肋骨がゆがんでいると、肋骨にくっついている横隔膜も本気の仕事ができません。
ですから横隔膜の動きも少なくなり、胸郭のふくらみも少なくなって、呼吸が浅くなってしまうというわけです。
生活習慣や、体の状態などどちらからも原因となることありますので、参考になれば幸いです。
早く改善してスポーツの秋を楽しみましょう。
しっかり深い呼吸ができるように「気」を送りますねー
ちゃうーーー!
休みで、はしゃぎすぎてウォルト先生に送ってるーーーー!
では気を取り直して「気」を
では、またここで。
sainoworks
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