足首捻挫した時の歩き方の注意点とは?
2014/09/24
ある方が足首を捻挫された時のことを書きます。足首を痛めた時に、痛みや腫れが引くまでの歩き方についてを簡単にまとめました。
マラソンレースの三週間程前、お出かけの電車に乗る駅で転倒し、右足を捻挫されました。試合前のケガですね。
ケガした当日に私は診せていただきましたが内出血もみられ、結構腫れてました。右足首の前距腓靭帯を痛めたようです。
通常なら固定期間2週間程度でそこからリハビリという流れでしょうか。練習する時間も必要なので出来るだけ早く改善させないということで施術にあたりました。
まずは捻挫した右足の状態をチェックし、崩れた、かみ合わせを戻します。
最終的に通常の位置よりも下に下がっていた腓骨が元の位置へ整っていくにつれ、腫れが和らいでいきました。
後は脚の軸、体幹の軸などの調整をして、初日は歩いて帰っていただけました。
そのお帰りの時に、ケガした直後の歩き方の注意点を大きく2点お伝えしました。
①ケガした方の脚を浮かせてケンケンしない。
ケンケンしながら歩くと腫れが引きにくくなります。また、ケガした脚を使わないで動くことで出てくる偏りが身体にクセとして残ります。
②ケガした方の脚を自分の体より前で使う
完全に体重が乗ることはないので、負担が少なくて済みます。また足首に捻りが入りにくくなるのと、脚の軸も安定し足首の痛みも感じにくくなります。
②の歩き方は
- ケガした方の脚の足の裏を滑らせるように先に前に出します。
- その次にケガしてない方の脚を引いてきて横にそろえるようにします。
- その繰り返しです。松葉杖を使うときも同様です。
脚のケガの時はどの関節でも有効なのでお試しください。
結局その患者さんは練習不足だったとは言われてましたが無事完走することが出来ました。よかった、よかった。
今、足を痛めててうまく歩けないあなた!「気」を送っときます。
では、またここで。
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