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まだ痛みの残る時、動くべきか?安静か?

      2014/09/25

「今は、動かしたほうがいいですか?それとも動かさないほうがいいのか?どっちでしょう?」
今の症状にはまだ痛みが残るけども、自分としてはどうすればいいのか?どうすれば早くなおるのか?と患者さんから聞かれることがありますので、今日はそのことを。



ご自身でも、今の症状を改善する為に取り組みたいという積極的な方から質問が出ることが多いですね。

 

Schristia あー、俺どうすりゃええんかなぁー?

Schristia
あー、俺どうすりゃええんかなぁー?




何で判断をすればいい?
ケガの場合「動かす、動かさない」の判断基準は、痛みのある・無しより、患部に炎症が起こっているかどうか?でいいと思います。


また急性期(ケガしたて)、もしくは慢性期(長期間痛い)というのは考えなくてよいと私は考えます。


「患部が赤く腫れている・安静にしていてもズキズキと疼くように痛む、熱をもっている、痛すぎて動かせない」などの炎症症状がある場合は安静を心がけ、炎症が引くのをまちましょう。この段階で一生懸命頑張って動かしたとしても悪化しやすいので逆効果です。


今回書いた内容はご自身で判断する一つの目安です。炎症が起こっている段階でもどうしてもって方はご相談ください。来てくださればなんとか頑張ります(笑)


炎症症状がないものは、様子を見ながらできる範囲で積極的に動かしていきましょう。炎症が起こってなくて痛みの出てる場合は患部周辺の筋肉や軟部組織の硬さに原因があります。硬くなっているものを柔らかく動かせるように積極的に練習するといった感じでしょうか。



ここで私が言う「積極的」というのは無茶や無理やりというのではありません。動かしながら自分の患部を含めた体の状態が、どんな風になっているかを感じようとする。「こうすると痛むけど、これなら痛まない」などなど。工夫しながら少しでも自分の体の感覚をベースにしながら出来ることをドンドン増やしていくという積極性です。運動量のさじ加減はお願いしますね(笑)



動かす時の注意点
患部だけにとらわれるのではなく、体感を中心に全身がバランスよく使えているかどうか?最初から一機に今まで普通に出来ていたのと同程度の動きをしようとしない。とても小さな動きでもいいんです。丁寧に動きましょう。などです。ぎっくり腰もなるべく早い段階から歩いた方が結果的には改善がスムーズですよ。



本番が迫っていても焦らず、確実に、今、自分ができる些細なことから全力でやっていきましょう。あと、炎症あっても、無くても「冷え」には気をつけて!



そんなあなた方に動く気になる「気」を送りますね(笑)
アラビアン

ほぉぁぁぁぁぁぁぁーーーー




では、またここで。
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いんちょーSAINOWORKS
5才の頃から何かの「職人さん」になろうと思っていた私は、高校生の時のギックリ腰治療で受けた施術に感動し、治療家になりました。 自分がやらかしてきた数々のケガをクリアしていく過程で学んだこと。それは「痛みの出ている場所にだけ注目するのではなく、身体全体のバランスを整えることの大切さや、身体が持つ自然の摂理にのっとった動き方」などです。 試行錯誤しながら修業時代も含め17万人以上の方を診てきて、今ではハッキリ言う事ができます。「痛みはチャンス」です。今までやってきたことを見直す最良の機会です。私は「痛みの出る前より動ける体作り」をお手伝いしています。ブログを通じて誰かのお役に立てたら嬉しいです。

 - 怪我を早く治すコツ, 試合・本番前のケガ, 身体の使い方

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