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動ける体作りにその筋肉の鍛え方は効果的なんやろうか?

   

いんちょーこと齋野です。また寒くなってきましたね。早く安定してほしいものです。


以前高校生の陸上選手が太ももの裏を痛めてやってきた時の事です。速く走れるようになりたくて一生懸命モモの後ろをマシントレーニングで鍛えてたそうです。

こんな感じで

こんな感じで

これモモの裏に堪えますよね。彼は蹴り脚が強くなれば速くなると考えてやっていたようです。気持ちは本当に良く分かります。


しかし、こういう話を聞くといつも思うことがあります。

こういった身体の一か所だけを、または動きの一部分だけを切り取ってくり返すことって本当に効果あるんやろうか?

実際の動きの中で身体の一部を固定してやる動作ってあるやろか?

体を固定して、一部分だけを動かし、その力が強くなったからって実際、本当に役に立つんやろうか?


実際の動きの中に、このような方向に力を入れるタイミングがどのくらいあるんやろか?などなど・・・



逆にどこかを固めて使うことで矛盾が生まれて、全体のつながりのあるスムーズな動きでなくなり、体に負担をかけているように感じます。またそれぞれのパーツ、パーツのトレーニングを何か所も全身でしたからといって、それが組み合わり身体全体が流れのあるスムーズな動きになるかといえば、そうはならないように思います。



筋トレするなら一般的には鍛えたい筋肉だけピンポイントに意識を集中させ、そこにわざと負荷がかかるようにトレーニングします。「見せる為の筋肉」を作るのが目的ならば有効な方法です。しかし実際のパフォーマンスを高める動きとは、決して体のどこかピンポイントに負荷がかかるような動きではありません。身体全体の隅々まで自由自在に、まんべんなく使うことが出来て、全体の動きの流れがいかにスムーズに行われるか。これが大事なように思います。


決して筋トレ自体を否定しているんじゃないですよ。やるならどの筋肉トレーニングも全身に意識を置いて、いかに重みを感じないように負荷を動かすか?身体の一部分に負担を感じないように体を動かせるか?ということを目安にしてはどうかなということです。



身体の一部の動きを止めて何かをすることは日常の中でもあります。長らく腰痛持ちの方がコルセットを腰に巻いている状態などは正にそうです。状況にもよりますが、少なくとも予防のためにコルセットを長期間腰に巻いている方に腰痛改善の見込みは極端に少ないと僕は思っています。



日頃、常識と思われていることで、何の疑いもなくやっていることも一度立ち止まって自分の体で考えてみるということはとても大切なんじゃないでしょうか。やはり局所と全体のバランスがとても大事な氣がします。うまくいかないことがある方は一度見直してみてはいかがでしょうか?



では、またここで。

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いんちょーSAINOWORKS
5才の頃から何かの「職人さん」になろうと思っていた私は、高校生の時のギックリ腰治療で受けた施術に感動し、治療家になりました。 自分がやらかしてきた数々のケガをクリアしていく過程で学んだこと。それは「痛みの出ている場所にだけ注目するのではなく、身体全体のバランスを整えることの大切さや、身体が持つ自然の摂理にのっとった動き方」などです。 試行錯誤しながら修業時代も含め17万人以上の方を診てきて、今ではハッキリ言う事ができます。「痛みはチャンス」です。今までやってきたことを見直す最良の機会です。私は「痛みの出る前より動ける体作り」をお手伝いしています。ブログを通じて誰かのお役に立てたら嬉しいです。

 - いんちょーの考え・思い, スポーツ障害, トレーニング, 身体のこと

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