深い呼吸が体に与える影響
2014/07/11
こんにちは。
兵庫県西宮市・西宮北口駅のとなり
尼崎市・武庫之荘駅にある
さいの整骨院・いんちょうこと
齋野です。
二十四節気:春分
七十二候 :雷乃声を発す(3月30日~4月3日ごろ)
春の訪れを告げる雷が鳴り始めるころ。
恵みの雨を呼ぶ兆しとして昔の人々は喜んだそうです。
自宅近所の夙川の桜も今週が見ごろかな?
浅い呼吸について前回の記事で書きました。
今日は深い呼吸(腹式)が身体にもたらす影響について。
深い呼吸(腹式)とは横隔膜がキチンと働いてる状態です。
それに伴い身体がこれらのような状態になります。
こちらはイイことばかりのようですね。
●循環が良くなる
横隔膜がシッカリ動いた時は上下方向に動きます。
その動きの影響で肺も上下に全体的に広がります。
それだけ酸素を取り込む量も増加。
血液中の酸素量も増え、身体全体に新鮮な酸素を運んでくれます。
●内臓の動きが活性化される
横隔膜の上下の動きはお腹側にも影響します。
内臓が入ってる空間(腹腔)にも上下の力が加わります。
上に伸ばされたり、下へ圧迫されたりする訳です。
その動きが内臓そのものにも刺激が加わり働きが活性化されます。
「さいの姿勢教室」を受けてくれた方にも呼吸の練習を始めてから便秘しなくなった方が何人かおられますしね。
●無駄な力が抜ける(心が安定する)
内臓が入ってる空間を腹腔といいます。
横隔膜が下がると腹腔の中にかかってる圧力が高くなります。
これを腹圧が高まると言います。腹圧高まると体の内側からの支えがシッカリし、表面の筋肉に余計な力が入らなくなってきます。
この余計な力が入らなくなることを上手く利用すると体の痛みを自分で改善することも出来ますよ。うちの受付さんも深い呼吸を利用し、自分で自分の背中の痛みを治してました。うちの受付さんってすごいでしょ!その様子はこちらから。
この腹圧の高まりは姿勢とも関係してきます。このことはまた次に。
また体の無駄な力みがとれた状態になるので気持ちの上でも落ち着き・安定が出てきます。よく試合など何かの本番前に緊張したとき深呼吸をすることってありますよね。あれはこの効果を狙っています。
「本番で緊張してあがった」状態は、「横隔膜があがった」状態と同じじゃないかと思っています。横隔膜があがっていると深い呼吸ができず、落ち着くことも出来ませんからね!
もし深呼吸しても上手く落ち着けない方は横隔膜が下がらず胸だけが大きく膨らむ呼吸になっているはずです。ご自身のやり方を見直してみてはいかがでしょうか?。
では、またここで。
sainoworks
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