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呼吸の話・ヨガを続けている方へ

   

いんちょーこと齋野です。前のブログで呼吸のことを書きましたが、もう少し掘り下げて書いていきたいと思います



体に空気が出たり入ったりする仕組みは先のブログに書きました。胸式呼吸の場合、胸郭を膨らませるのは主に「外肋間筋」という肋骨の間についている筋肉です。
DSC_0565それ以外に首・肩・背中の補助呼吸筋で肋骨を上方に引き上げ肺を膨らませて、空気を吸い込みます。肋骨そのものを引き上げて動かすので、横隔膜の動きはそれほど大きくありません。



どんな時に胸式呼吸になるかというと、日常でやっている無意識の呼吸(自然呼吸)は胸式呼吸が主体となっていて、特に女性は胸式中心の呼吸になりやすいといわれています。あと疲れている時や激しい運動をした時、体調の悪い時などもなります。努力呼吸といわれるもので、いつもは補助的な役割の筋肉が積極的に動いていて、「肩で息をしている」状態の時がそうです。また、妊娠中の女性は胎児が大きくなってくると横隔膜を突き上げるので、横隔膜を動かすことが難しくなり、おのずと胸式呼吸になっていきます。



このように通常は胸式呼吸になりがちなのですが、自然に出来るはずの胸式呼吸が意識をすればするほど出来なくなることがあります。それは普段から深い呼吸を心がけ、「腹式呼吸」を実践されている方の中に胸式呼吸が出来なくなっている方がおられます。これは私自身の体験と、特にヨガをされてる患者さんをみていて気づいたことです。ヨガの中でも胸式を意識するのも流派?によってあるようですが、普段から腹式呼吸を意識されてる方です。



「仰向けで寝た状態で胸式呼吸をしてみてください」、といってやってもらうのですが、どうしても胸が膨らまず、お腹が動く呼吸しか出来なくなっていることがあるってことです。腹式呼吸を意識する時に肩が上がらないように呼吸するというのがありますが、それを意識しすぎて呼吸する時に上半身を固めてしまう「クセ」がついてしまったようです。



呼吸も筋肉を使ってする体の運動なので、呼吸の動きに「クセ」がついてしまったということですね。呼吸は一日中する運動ですから、「クセ」がついてしまうと、体そのものにも偏りが出るげんいんとなります。やはり胸式、腹式とどちらともスムーズに出来るようにすることが大切だなと思います。



「私は腹式呼吸が出来てる!」という方も逆に胸式呼吸が力みなく出来ているかどうか確認してみてはいかがでしょうか?案外気づいていない自分の体の使い方の癖が分かるかもしれませんよ。ご自身の呼吸の仕方が気になる方は「呼吸指導」も行ってますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。



では、またここで。

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いんちょーSAINOWORKS
5才の頃から何かの「職人さん」になろうと思っていた私は、高校生の時のギックリ腰治療で受けた施術に感動し、治療家になりました。 自分がやらかしてきた数々のケガをクリアしていく過程で学んだこと。それは「痛みの出ている場所にだけ注目するのではなく、身体全体のバランスを整えることの大切さや、身体が持つ自然の摂理にのっとった動き方」などです。 試行錯誤しながら修業時代も含め17万人以上の方を診てきて、今ではハッキリ言う事ができます。「痛みはチャンス」です。今までやってきたことを見直す最良の機会です。私は「痛みの出る前より動ける体作り」をお手伝いしています。ブログを通じて誰かのお役に立てたら嬉しいです。

 - 呼吸, 身体の使い方

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