浅い呼吸が身体へ与える影響
2014/07/11
こんにちは。
兵庫県西宮市・西宮北口駅のとなり
尼崎市・武庫之荘駅にある
さいの整骨院・いんちょうこと
齋野です。
二十四節気:春分
七十二候 :桜始めて開く(3月25日~29日ごろ)
三連休も終わり、暖かくなってきてますね。
小さな木には、ちらほら桜も顔出しはじめました。
●呼吸する時の体の使い方で、胸式呼吸と腹式呼吸と呼び名がついている。
●呼吸は胸式だけだと浅くなり、腹式だと深くなる。
●それには横隔膜の動き方が鍵を握っている、という内容でした。
胸式、腹式どちらがいいのか?
胸式呼吸と腹式呼吸、二つの呼び名があります。
しかし肺に空気を入れてガス交換するという点では同じものです。
ですから、どちらもスムーズに出来る必要があります。
呼吸が浅くなると胸式しか出来なくなってくるので問題が出てきます。
これは横隔膜がシッカリ働いていない状態です。
ではどんな問題・体への影響が出てくるのでしょうか?
●酸素を取り込む量が少なくなる
肩や肋骨周りの筋肉だけで肋骨を動かしているので一部しか肺が膨らみません。
そのため酸素を体に取り込む量が少なくなり、血液中の酸素量も少なくなってしまいます。
これでは通常より20倍酸素を必要とすると言われている脳神経細胞へのダメージも大きいのです。
●交感神経が優位になる
自分の意思とは関係なく体の状態が適切な状態になるように働いているのが自立神経。
活動・緊張・ストレス時に働いてるのは交感神経です。
逆に休息・修復・リラックス時に働いてるのが副交感神経。
この二つがバランスよく機能しないといけません。
しかし呼吸が浅くなると交感神経が優位になってきます。
常に活動してて、休息がないような状態ですね。
これでは体もたまったもんではありません。
●内臓の働きが弱くなる
横隔膜は竹の節のように体幹を胸とお腹に分けています。
横隔膜の動きが少ないということは胸の動きだけでなく、お腹側の動きも少なくなるということです。
するとお腹側に収まっている内臓自体への刺激も少なくなりその働きに影響が出てしまいます。
特に隣接している胃や肝臓などの働きには影響が大きいようです。
お酒をよく飲む方、薬を多く長く使用されてる方は注意が必要ですね。
これら以外にも症状としては精神的にも影響があります。
大きくはこんな感じですが症状として細かく上げていけば切りが有りません。
それだけ呼吸が体全体に及ぼす影響が大きいということです。
なんせこの世に生まれてきて一番最初にすることが呼吸ですからねー。
呼吸に関して続きはまた次回に。
sainoworks
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