一見地味、でもそれが最強!
こんにちは。
兵庫県尼崎市武庫之荘・さいの整骨院・アスリートサポーター齋野敦弘です。
今日はセルフケアの講習会をするため毛利助産所さんへ行ってきました。
まずは、僕自身の自己紹介をして、なぜこの講習会をするのか?そんな講習会の目的や僕の想いを話させて頂きました。
長女出産時に毛利助産所さんで大変お世話になり、そのご紹介で多くの妊婦さん、出産後の女性の方に来院していただいてます。
産前産後の体調不良を抱えたままの子育てはとても大変です。うちの奥さんがそうだったのでよく理解できます。
不調を我慢しながらの子育ては、本来予喜びの中で行なわれるはずのことがただの辛い作業になってしまう。
体のどこかに不調があるばっかりに、ちょっとしたことでイライラしたり、ちょっとのことで優しくできなっかったりと。
また、そうなってしまった後に襲ってくる自己嫌悪と落ち込みも、母親としてつらいものだと思います。
そこで僕が今まで、スポーツ選手に対しての指導や、施術の中で培ってきた「無理なく、無駄なく動ける体の使い方」はデリケートな状態の妊婦さんや産後の女性体にとって、とても役に立つことでした。
それらを応用して、次のような内容の話や、ワークを皆さんと一緒にやってきました。
●自分の体はホンマに思い通りにうごかせているのか?
●なんで不調がおこるのか?
●不調なく、元気に過ごすために知っておく体の使い方は?
●体の仕組み
●ワーク
●質問
体を自由に動かすために、深い呼吸・腹式呼吸を実践してもらうのですが、正しい腹式呼吸が出来るだけでその場で体の色んなところが変化し、痛みが軽減します。
呼吸を変えるだけで姿勢や、動きにまで変化が出ます。自分自身の元々備わっている力を使うだけでセルフケア出来て、体が楽になっていくのです。
ワークでの変化には参加者の妊婦さんも、助産師さんも興味を持って楽しんで過ごしていただけたようでよかったです。
自分の体を感じて「呼吸」の質を上げていく作業は、一見地味で派手さはありませんが確実に変化をもたらしてくれます。
講習会後に毛利多恵子先生とお話しの中でも、一見地味で分かりにくい方が効果が高いことはあるとおっしゃっていました。
助産師さんが授乳中の女性に行う「おっぱいマッサージ」も、毛利助産所さんでは力を入れず、極々軽い刺激で弛めていくそうです。
これは先代の毛利種子先生からの教えからくるものだそうで、「おっぱいに聴いたらエエ」とか、「おっぱいが泣いてる」「おっぱいが喜んでる」などの表現を種子先生はされるそうです。おもしろいですね。
硬くなってしまったおっぱいを、通常は揉んで詰まったものを出すという考えで、痛いマッサージをするところもあるそうですが、種子先生は「詰まってるもんを外に出すのは赤ちゃんの仕事。我々のすることは赤ちゃんが吸いやすい状態を整えてあげることや」とおっしゃるそうです。
一見派手さがなく、分かりにくいものでも、物事の本質・摂理をとらえているものは、本来あるべき形に戻してくれるのだなと、共通点を感じながら興味深くお話をうかがっていました。
僕も現場で色々経験されてるベテランの助産師さんから、貴重ななお話を聞けてかなり充実した時間を過ごせました。
これからも毎月、妊婦さんバージョン、産後の女性バージョン、助産師さんバージョンと工夫を重ねてもっと役立つ講習会にしていきます!
もしこの記事読まれて興味を持たれた方は、治療所の方でも個別でやってますのでお気軽にお問い合わせくださいね。
では、またここで。
sainoworks
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