*

くり返す足首の捻挫の原因とは?

   

先日のサポートで高校生を施術中のことでした。その子は足首を捻挫していたのですが、会話の中でこんなことを聞かれました。



『捻挫(ねんざ)って治るんですか?』って。



答えはもちろん、『治ります!』です。


捻挫

その選手がやらかした足首の捻挫はこのタイプ。内反捻挫と言われる一番多いケースです。外くるぶしの下にある靭帯を痛めていました。


彼女の質問の意図は捻挫すると繰り返してしまい、クセになるって聞いていたからのようです。



確かに繰り返してしまい、クセのようになっている方はいらっしゃいます。



ナゼ同じ場所の関節を繰り返し捻挫するのか?
痛めた傷は治っているのにまた痛めてしまう。それは捻挫をするのにも理由があるからなんです。身体の中にソコを捻挫してしまうような動き方のクセが残っているからなんです。



例えば上半身に傾きがあると傾いた上半身を支えるために下半身ではそのつり合いをとろうとします。



そのつり合いの取り方で足首には傾いてしまう力が働き、これが捻挫しやすい条件となります。



具体的には上半身の右脇がつまりに傾いてたとします。足ではそれを支えようとし、左右で力を入れる場所を違えてつり合いをとろうとします。



右足は小指側(外側)。左足は親指側(内側)に力を入れ踏ん張ります。小指側(外側)に力を入れて支えようとすると自然に外へ、外へ体重がかかりやすくなります。その不安定な状態で足を着いた時、上のイラストのようにひねり易くなるという訳です。


伝わったかな?(;´∀`)

 

このような身体の使い方のクセが捻挫の要因になっていて、そのクセがいつまでも動きの中に残っているから何度も繰り返してしまうのです。他にも色々バリエーションはありますよ。



捻挫をしっかり治すにはその要因となった身体の動きのクセを改善する必要があるということです。そうすればバッチリ治りますよ。




まとめ
痛めた組織は治っているのに、くり返す捻挫の原因は「身体の使い方・動きのクセ」の中にある。



こういう原因を見つけるのは私が行っている施術法「BCトータルバランスシステム」が非常に得意とするところです。



動きのクセをセルフチェックする方法は別の記事で書きますね。



くり返す捻挫がスムーズに治るように「気」を送りますねー。

ジェシーは「前にならえ」になってるけど気にせず ほぉぁぁぁぁぁぁーーーー

ジェシーは「前にならえ」になってるけど気にせず
ほぉぁぁぁぁぁぁーーーー



では、またここで。
伝説

The following two tabs change content below.
sainoworks

sainoworks

いんちょーSAINOWORKS
5才の頃から何かの「職人さん」になろうと思っていた私は、高校生の時のギックリ腰治療で受けた施術に感動し、治療家になりました。 自分がやらかしてきた数々のケガをクリアしていく過程で学んだこと。それは「痛みの出ている場所にだけ注目するのではなく、身体全体のバランスを整えることの大切さや、身体が持つ自然の摂理にのっとった動き方」などです。 試行錯誤しながら修業時代も含め17万人以上の方を診てきて、今ではハッキリ言う事ができます。「痛みはチャンス」です。今までやってきたことを見直す最良の機会です。私は「痛みの出る前より動ける体作り」をお手伝いしています。ブログを通じて誰かのお役に立てたら嬉しいです。

 - 怪我を早く治すコツ, 試合・本番前のケガ, 足痛

お役に立てたらシェアしていただけると嬉しいです!
このエントリーをはてなブックマークに追加
Warning: file_get_contents(http://cloud.feedly.com/v3/feeds/feed%2Fhttp%3A%2F%2Fsainoworks.net%2Ffeed) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.1 403 Forbidden in /home/sainoworks/sainoworks.net/public_html/wp-content/themes/stinger5_child/sns.php on line 8
follow us in feedlyLINEで送る
SNSのフォローはこちら!

  関連記事