怪我を早く治すコツ・打ち身の治し方
こんにちは。
WBCの鳴り物が無い野球観戦がたまらなく気持ちいい、さいの整骨院・いんちょーこと齋野です。ピーンと張り詰めた感じが緊張感を高めて独特の雰囲気をつくってますよね。どの試合も本当に面白いです。筒香選手がんばれー!
では先日の患者さんとのやりとりから、今回は臓器損傷、骨折、皮膚の出血をともなわない打ち身について書きます。
打ち身をした時によく耳にするのが『打ち身って「日にち薬」だから・・・』と言うセリフ。本当にそうか?
確かにとても程度の軽いモノやぶつけ方が良かったモノはそのままでも一週間ほどで完治します。しかし、ただの軽い打ち身だからと考え、そのまま待ってみたけどなかなか改善しない、逆にますます痛くなってきたってことは良くあります。その状態になってからうちに来られる方が割といらっしゃいます。じゃあなかなか治らないのはどうしてか?
それは
①打ち身をした時に受けた衝撃(力)がまだ体から抜けていないか、②抜けていった後の処置が出来ていないから、と考えられます。
打ち身をした時の衝撃がきれいに体を通り抜けているといいのですが、その時の体勢や、状況などの影響で上手く抜けていかない時があります。たとえば膝を曲げたまま地面にぶつけたとか・・・モノが倒れてきて地面との間に体が挟まってしまったとか・・・・これらのように力の逃げていく場所がなかった場合は、最初の見た目が軽くてもしつこい痛みになるケースへ発展します。
打ち身の対処法
ではそんな時どうするか?対処法をお伝えしますね。
①の衝撃が抜けていない時は体の深い所に緊張がでています。これは施術でないと取れにくいですが、自分でするなら深い呼吸をしながらタテに体を伸ばしてやるのが効果的です。背伸びや、どこかにぶら下がるのも有効です。これは患部が手や脚でも同じなので試してみて下さい。
次に②の後処理の方法です。。
例えばスネをぶつけたとします。「弁慶の泣き所」めっちゃ痛いですよね。
通常、スネにぶつかった力は邪魔がなければまっすぐ脚を通り抜けていきます。
ぶつけた所を、図の「衝撃A・脚を通り抜ける力」の入口Aだとすると、その裏側には力が通り抜けていった出口Aがあります。
通常は患部(入口)の方しか処置しませんが、患部の反対側の力が抜けて行った所(出口)の処置もしてあげると格段に改善がはやくなります。これが早く治すコツです。
出口の探し方は簡単!ぶつかった力の方向をイメージしながら「どの方向へ力が抜けて行ったか?」を考え、出口とおぼしき場所に手を当て軽く押さえておきます。出口らしき所を軽く押えたまま患部に触れてみて、同時に患部の痛みを触って確認してみる。そこが正解の出口なら患部の痛みは軽くなります。うまくいけば全く痛みを感じない場所を見つけることができます。また図の衝撃Bのように斜めの角度でぶつけた時は、出口も斜めの方向に探してください。想像力がものをいいますよ。
力の出口にあたる所はたいてい硬くなっているか、膨らんだ感じがしますので丁寧に探してくださいね。この硬い所を優しくほぐすか、あたためるなどして、ゆるめてやってください。じっと手を当てておくだけでも結構です。出口の硬くなったところがゆるむと、不思議とぶつけた患部の痛みも軽くなっているのでお試しください。ほぐす時はやさしくがポイントです!
ご自身でやってみたけど上手くいかないってときはご相談ください。
ではまたここで。
sainoworks
最新記事 by sainoworks (全て見る)
- 野球少年選手の障害予防・育成プロジェクトの件 - 2018年12月17日
- 胸やけ・ゲップ・胃もたれ・逆流性食道炎の方へ - 2018年12月13日
- 自律神経も整う、暑い時期のお風呂の入り方 - 2018年9月5日
お役に立てたらシェアしていただけると嬉しいです!
Warning: file_get_contents(http://cloud.feedly.com/v3/feeds/feed%2Fhttp%3A%2F%2Fsainoworks.net%2Ffeed) [function.file-get-contents]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.1 403 Forbidden in /home/sainoworks/sainoworks.net/public_html/wp-content/themes/stinger5_child/sns.php on line 8