良い姿勢って背骨のしなりが大切です。
2014/07/11
こんばんは。
兵庫県尼崎市・武庫之荘にある
さいの整骨院・いんちょうこと
齋野です。
昨日のブログでは姿勢が良くなることで
変わる身体の変化について少し書きました。
今日は良い姿勢について具体的に、書いていきますね。
よく「良い姿勢」という言葉が使われますが
どういう状態が良い姿勢か?を
まず考えてみたいと思います。
私の考える良い姿勢とは
「その人にとって自然で、機能的で、一番能力を発揮できる状態」
と考えます。
具体的には背骨が正しい状態でいる事です。
背骨には生理的湾曲というのがあります。
背骨についてる「しなり」のことです。
「S字のカーブ」とも言われています。
これは人間が進化の過程で生まれた
重力に逆らって二本足で立つことで
体にかかる負担を軽くさせるための仕組みです。
理想はこの「しなり」が保たれている状態
または「しなり」の形は変わっていても、
一点に負担が集中していない状態が良いでしょう。
この「しなり」が損なわれずに、背骨全体がなめらかに動くことは
胴体全体が滑らかに動くという事につながります。
滑らかに背骨全体が動くという事は
背骨の関節に無理な負担のかからないこと。
関節に負担がかからないという事は
背骨の中を通る神経や、体液、などにも
負担がかかっていないという事になります。
そうなると体の末端への命令系統が上手く働き
伝達がスムーズにいくことで体の各機能が
効率よく、無駄なエネルギーを使うことなく
最大限の力を発揮できるでしょう。
また、自然な形で背骨のしなりが作られている
つまり「生理的湾曲が維持されている状態」では
見た目もまっすぐになっています。
いわゆる「よい姿勢」です。
体に癖があり胴体を常に曲げていたり、
丸めたままでいると、胴体の中にある臓器にも
その形からくる圧迫が外からの力としてかかってしまいます。
それは臓器にとって大きな負担になり
長年その状態だと臓器そのものの働きをも
低下させて不調の元になってしまいます。
ということで、例をザックリ書きましたが
人間にとって胴体は体の中でも
非常に重要な部分なのです。
手脚が無くなってしまったとしても
生命の危機には直接影響しませんが、
胴体が損傷を受ける、無くなってしまうなどすれば
それは確実に生命の危機にさらされてしまいます。
その生命の元の胴体が機能的に効率よく
働ける状態が「生理的湾曲の維持された状態」という訳です。
だから胴体がまっすぐになっている状態、
「生理的湾曲が維持された状態」である
「よい姿勢」が大切になってくるんですね!
巷にあふれているいるような
- 腕をひねりながら後ろに~
- 肩甲骨を~
- あごを~などなど
これらのような見た目だけ、その部分だけを動かすだけ、
部分だけに力を入れるというのはあまり意味がないことなんです。
へたすると返って不調の原因になりかねません。
実践してみて自分の体と向き合って
自分に合ってるかどうか自分の体に聞いてみましょう。
また姿勢つくりに必要なことを
書いていきますので今日はこの辺で。
最後までよんでいただきありがとうございます。
では、またここで。
sainoworks
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