腰痛に効くと思って頑張って腹筋運動をされてる方へ!それが原因かも!?
「腰が痛くてどうしようもない」と来院された患者さん。
そんなの方を施術しているとき、どうもその方のお腹に違和感を感じたので聞いてみました。
いんちょー:「お腹に力をいれようと意識してますか?」
患者さん:「はい!スポーツクラブでいっつもインストラクターに言われてます。『丹田に力をいれなさい』って。だから頑張って力を入れてます。」
お聞きして納得のいんちょーです( ̄▽+ ̄*)
この方の場合は『丹田』という言葉から下腹部(おへその下あたり)の筋肉を固めるように力を入れておられたようです。
お腹の表面の筋肉に、無駄な力が入っていると腰の筋肉の力が抜けなくなり硬くなります。これだけでも十分腰痛の原因になります。おなかポッコリを嫌がる女性はここに力を入れて固めておられる方が多いように思います。要注意です。
また、元々腰痛があるために腹筋を頑張って鍛えているのに、なかなか腰痛の改善しないアスリートの方。その頑張りが逆に腰痛を改善しにくくしてるかもしれません。
仰向けで寝転んで自分でお腹を押してみるか、誰かにゆっくり押してもらうかするとお腹の硬さがわかります。腹筋が硬いままの方は筋肉の硬さを感じるか、痛みを感じます。
お腹の筋肉をゆるめるだけで腰の緊張はかなり改善されますので、腰痛が抜けない方はぜひお試しください。
腹筋のゆるめ方
仰向けで寝た状態のままで誰かに垂直方向にゆっくりと押してもらいます。お腹に圧を感じながら自分でお腹の力を抜こうとしていきます。この時ゆっくり深く呼吸を続けてください。徐々に硬さが抜けていくのを感じられます。
慣れてくればお腹を踏んでもらってもオッケー※こういうプレイではありません(///∇//)
一人でやる時は重しになるモノをお腹に乗せて押してもらう代わりにして、深い呼吸を続けてみてください。コツとしては全身の力を抜いていく中でお腹に集中する感じです。
筋肉は力を入れた時には縮んで硬くなり、力を抜いた時にはゆるんで柔らかくなるのが正しい状態です。何らかの原因で力が入りっぱなしで硬いままなことに問題があるのです。
まとめ
お腹の筋肉が硬いままだと腰の筋肉も硬いままになり、腰痛の元になる。積極的にお腹の筋肉をゆるめることで腰の筋肉も力が抜ける。
自在に筋肉の力を抜いたり、入れたりできるように「気」を送っておきますねー
では、またここで。
sainoworks
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