整骨院でも交通事故後の治療を保険で受けれます。

2014/05/19 2014/10/22

先日不運にも交通事故の被害にあわれた方から質問されました。
「整骨院で交通事故の治療って受けれるの？」って。
答えは「受けれます。」なので治療を受けるまでの流れを紹介しておきますね。

①警察に連絡
交通事故で被害に遭ってしまった場合、まずは落ち着きましょう。そして物損事故、人身事故に関らず警察へ連絡。事故の届け出をしないと交通事故証明書がもらえません。
後から後遺症がでても治療費がでず、しっかりと治療に専念できないことがあります。軽い事故でも大丈夫だと過信せずに必ず届け出を出しましょう。

②事故相手の確認
相手の氏名、住所、連絡先、自賠責保険の加入先を確認、また、業務中であれば運転者だけでなく雇用主も賠償責任を負う事がありますので勤務先や雇用主の氏名、連絡先も聞いておくといいでしょう。

③目撃者の確保・現場の記録
事故は一瞬で起こる為に、思い違いや記憶があいまいな所が多い事があります。万が一相手方とトラブルになった際には第三者の証言が重要になる為、目撃者がいる場合、証言や連絡先などの協力をお願いするとよいでしょう。

また事故の経過や現場の見取図、運転免許証などを携帯電話のカメラ機能等で写真記録することをおススメします。後から、メモの内容がわからなくなったり気が動転している余りしっかりと会話が出来ていないこともあるので有効です。また賠償交渉終了時まで写真は保存しておきましょう。

④病院で医師の診断を受ける
事故直後は、必ず病院に行ってください。医師の診断を最優先しますので保険手続きを進める上で重要です。また必要であればレントゲンやCT、MRIなどを用いた検査を受けておくべきです。

事故直後の緊張などでその場では何の症状も感じないこともあります。しばらくしてから症状が出る事もありますのでご注意。

事故直後病院受診せず、二週間以上たってから出た症状では因果関係無しと判断されてしまいます。仕事などの多忙は理由として取り合ってもらえないので気を付けてください。

その際に診断書も忘れずに請求して下さい。診断書の発行に係る手数料も自賠責保険から支給されます。病院への交通費の領収書も忘れずに受け取って下さい。

⑤相手の自賠責保険の加入保険会社へ連絡
一度、医師の診断を受けたからといって、その病院に通い続けなければならないということはありません。被害者は基本的にご自身の希望するところで受診が可能です。保険会社さんへ当院での受診希望をお伝えください。

保険会社によっては「接骨院での治療は認めない」などの根拠のない指示をする会社もあるそうですが、全く問題ありません。ご不明点はご相談下さればアドバイスいたします。あとはコチラで保険会社さんとやりとりします。

保険会社さんから承諾されれば窓口の支払いは不要です。

交通事故経験者の私の感想
当たり前ですが事故はするもんじゃない！万が一そうなってしまったら、まずは落ち着いて対処して一日も早い回復につとめましょうね。皆様に事故の無い事を願います。

では、またここで

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いんちょー： SAINOWORKS

5才の頃から何かの「職人さん」になろうと思っていた私は、高校生の時のギックリ腰治療で受けた施術に感動し、治療家になりました。自分がやらかしてきた数々のケガをクリアしていく過程で学んだこと。それは「痛みの出ている場所にだけ注目するのではなく、身体全体のバランスを整えることの大切さや、身体が持つ自然の摂理にのっとった動き方」などです。試行錯誤しながら修業時代も含め17万人以上の方を診てきて、今ではハッキリ言う事ができます。「痛みはチャンス」です。今までやってきたことを見直す最良の機会です。私は「痛みの出る前より動ける体作り」をお手伝いしています。ブログを通じて誰かのお役に立てたら嬉しいです。