本番直前、試合前にケガをしたら~トレーニング編~
2014/09/24
暑くなってきて、高校生の全国大会も各種目、始まっていますね。みなさん、コンディションはいかがですか?
大事な試合の前、よりによって、こんな時期に怪我をしてしまう。よく聞く話です。本人にとっては最悪の状況ですよね。せっかく積み上げてきたものが一気に崩れ去る感覚になりそう。そんな時の対処法を考えてみたいと思います。
まずは専門家に診てもらう
けがの状態を専門家に客観的に診てもらいましょう。当たり前のことかもしれませんが、直前でどうしようと迷ってるうちに時間がたってしまったり、無理してそのままトレーニングを続けたりと結局、間に合わなくなる方は案外多いのです。
その時の状態に応じたことを選択する
その試合を諦めなくてはいけないほどの大ケガならば残念ですが欠場も仕方ありません。今回の怪我の経験を次につなげましょう。
また試合出場を決めた後も選択はいろいろあります。時間がない中で通常トレーニングを一時的に休むというのも一つの大切な選択です。
この状況で私が思う最悪の選択は、怪我をかばいながら、今まで通りのトレーニングをスケジュール通りにこなそうとすることです。不安にかられてそうなるのもわかります。
しかし怪我の評価をきちんと行い、やっていい運動とやってはいけない運動をはっきりさせることが大切だと考えます。
陥りやすい間違いトレーニング
ただこの時にやりがちなのが「怪我していない場所のトレーニング」。例えば足首の捻挫をしたから上半身の筋トレをやる!などです。効果的ではありません。
これは何故いけないのか?
足首の怪我を例に説明します。足首の捻挫をすると、そこをかばって歩きますよね。いつもと違う場所に体重をかけ上半身で反動をつけて移動しようとします。この時点で普段とまるで違う動き方をしていることになります。
本人が頭で思い描いている動きを、体はいつもの様にしてくれていません。脳と感覚のずれが出来ているとでもいいましょうか・・。その状態で、そのように変化してしまった体の状態も考慮に入れず、むやみに上半身の筋トレをやると・・・
逆に全体のバランスを更に崩してしまうだけです。バランスを崩してしまえばパフォーマンスが下がるだけでなく、怪我の回復(痛みの取れ方)も思うようにはいかなくなるということです。
患部の施術を受けつつ、トレーニングも、全身(怪我した所も含めて)の動きのことを考えながら出来ることを積極的にやっていきましょう。この辺りのことはまた別の記事に書いてみます。
一刻も早く復活出来るように「気」を送りますね。
sainoworks
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