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師匠の言葉から心がけていること1

      2018/04/26

いんちょーこと齋野です。



先日のように講演させていただく機会があります。そのような場では特に意識しますが、日頃から治療所で患者さんに対して説明するときから心がけるようにしてる事があります。それは【伝わっているかどうか?】ってことです。



こちらが伝えたいことがホントに伝わっているのか?また、相手が聞きたい事に適切に答えられているのか?当たり前すぎるほど当たり前のことなんですがよく反省してます。返答に関して、以前は自分勝手に盛り上がって突っ走ったり、自分の答えたい回答を言っていたりと随分ひどいもんでした。これには相手目線で話を聞くという態度が少なすぎたんだと思います。



今回書きたかった自分の発する言葉が、伝わっているかどうかを改めて考え直すきっかけになった言葉があります。師匠からお聞きした、『言葉は口から出た瞬間に別物になる』ってこと。



例えば『ここに犬がいるとします。』と僕が皆さんの前で言ったとします。この単語を聞いた瞬間に皆さんは具体的な『犬』をそれぞれに想像すると思います。
犬
ある方はチワワ、別の方はドーベルマンまたは、自分とこの飼い犬を頭に描くかもしれない。さらに『犬』に対して持ってるイメージも「従順でかわいい」「利口」かもしれないし逆に「大きな声で吠えるから怖い」「うるさい」と人それぞれ違うかもしれません。



何が言いたいかと言うと人によって同じ単語を聞いても頭に描く姿、形や解釈などが違うと思うんです。そういう意味でも口から発された言葉が相手の元に届いた時には、自分が意図したこととは別物になってるってこと。まぁ完全に一致って難しいですよねー。これが勘違いの元になってることが多々あるように感じています。最初この言葉を教えていただいたときには、あまり判らなかったけど最近は意識するようにしています。



正確さが必要なところは正確に伝わるようにイラストなどを使って、ザックリと雰囲気が伝わればいいところはザックリと、メリハリに気をつけながら治療所では話させてもらってます。「全部ちゃんと伝えなアカーン!」となりすぎるとしんどいですもんね。お互いに納得のいく終着点を窮屈にならない範囲で探りながら、伝わっているかを確認しつつ症状説明などさせてもらってます。



もう1つ数日前に「ほんまやなー」と思った言葉があったので、自分の備忘録のためにも。先日のヨガフェスのあった日曜日の晩、めずらしく家族でご飯を食べながら見ていたテレビでの話です。日本テレビ「世界の果てまでイっテQ]という番組の中で芸人「みやぞん」さんの言った言葉が良かった。
images何日もかけて目的地へ行き写真を撮ってくるという過酷なロケの最中。スタッフがリタイヤしそうになる中、ようやく目的地へとつづく長い山道の階段を登っていた時に口にしました。そんな体力的にも精神的にもしんどい時に出た言葉でした。
0105-2「自分の機嫌は自分でとって。人にとってもらおうとしない。」



目が笑ってないときもあるけど、基本いつも笑顔のみやぞんの言ったこのフレーズ。いいなー。見習おうっと。



では、またここで。

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いんちょーSAINOWORKS
5才の頃から何かの「職人さん」になろうと思っていた私は、高校生の時のギックリ腰治療で受けた施術に感動し、治療家になりました。 自分がやらかしてきた数々のケガをクリアしていく過程で学んだこと。それは「痛みの出ている場所にだけ注目するのではなく、身体全体のバランスを整えることの大切さや、身体が持つ自然の摂理にのっとった動き方」などです。 試行錯誤しながら修業時代も含め17万人以上の方を診てきて、今ではハッキリ言う事ができます。「痛みはチャンス」です。今までやってきたことを見直す最良の機会です。私は「痛みの出る前より動ける体作り」をお手伝いしています。ブログを通じて誰かのお役に立てたら嬉しいです。

 - いんちょーの心に残った言葉

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